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元々柔道がどういうものか少し勉強できたようです。今の柔道はかなりスポーツ化して、格闘技の要素がかなり抜けているようですね。木村政彦こそ郷土の英雄として知れ渡ってもいいはずですが、やっぱり山下泰裕や上村春樹の方がよく知られています。これも木村らしい生き方のせいでしょうかネ。

Gスピリッツ（vol．25） プロレス専門誌 特集：全日本プロレス／天龍源一郎／武藤敬司／川田利明／佐藤昭（タツミムック）

なかなか郷土のスーパースター，Ｇ馬場さんのＤＶＤがないので，さびしい思いをしていました。今回は７０年代から８０年代の試合が見られてとても満足しています。冊子の解説もグッと来る内容ですよ。

シリーズ最終巻にふさわしい名勝負のそろった巻でした。 特に一つ目のジンキニスキー戦はすばらしいの一言。２メートル以上ある巨体であんなにもすばやく、かつ力強く動かれたら誰も勝てませんね。あの当時の世界最上はやはりジャイアント馬場でしょうね！！ ２つ目の鶴田とのタッグも日本デビュー戦とは思えない鶴田のファイトそしてファンクスのインサイドワーク惚れ惚れしました。 こんな名勝負がまだあるのなら、今後もこのシリーズを続けて言ってほしいです！

９０年代（前半）、この頃の全日は凄かった事が本誌を読んでよく分かりました。特に口の重い川田が忌憚なくインタビューに答えている内容は必読です。ジャンボ最強論は間違いではなく、四天王の頑張り、壮絶な試合がよみがえりました。全日以外のファンの方々にも読んで欲しい一冊です。

新日本のマッチメイカーとして奔走していた頃の上井氏の思い出が綴られたような内容で、刺激的な物を求めている人には物足りないかと。当時を知る自分にはとても懐かしく楽しめました。値段の割に紙質や印刷が悪く一部の文字が滲んでいたりして、まるで自費出版のような安っぽい作りなのが残念です。

木村先生の名前は小さい頃から存じてましたが、タイトルが強烈なので興味を引かれて買いました。長編なので休み休み読んでます。

本の帯に書かれている「猪木クーデター事件の真相・裏切ったのは馬場さんなんだ」これに惹かれて買って読んでみたものの、この件に関する話はわずか数ページ。事件のど真ん中にいたはずの上田さんにしてはあまりお粗末な内容。もっとこの事件について突っ込んで欲しかった。他は、ガチ自慢やセメントの強いレスラーなど、「金狼の遺言」というタイトルの割には、どうでもいい話が占めているのが残念。

馬場さんが亡くなって、もう１３年が経つわけなんですが、このＤＶＤマガジンは、かつての馬場さんのスケールの大きなプロレスを再確認できるいいシリーズです。５巻で終了するのが惜しいです。