チャメロプス　セリフェラ　シルバー　7号 楽天市場】【現品発送】チャメロプス セリフェラ7号 苗木【AK】302

購入させていただきました！ 値段の方も手頃で色も選べるし、来年も利用させて頂こうと思います。 ☆は、実物を見てないので４つで

「春はあけぼの。やうやう白う成りゆく山際いと明かりて」と清少納言が書いた「曙』。「をかしきもの」、その最初に書かれた風物でした。朝の曙が年を経て『夕月夜の君』になっている。かつての『曙』は高嶺の花でありました。黄緑地に紺覆輪、葉の地に濃緑の散斑を置いていました。下葉は後のくらみに見劣りはしましたが、天葉から三枚までは見事なものでした。昭和五〇年前後のことです。以来出逢える時はありませんでした。『曙』は心惹かれる蘭でしたから、時あるごとに見てきましたが、初めの強烈な印象のせいか心動かせる機会はありませんでした。でも、この想いに変わることなし。かつてのあこがれの君でした。「また何時かは見ん」、の想いを込めて、この木を譲って貰いました。しっかり作られた育ちです。ありがとうございます。。 三〇年前のこと。四国ドライブの途中でした。同乗者に「うどんを食べよう」と言っておいて、フェニックスの棚を見て回りました。エビネを買おうと思っていましたが、春蘭を買ったと思います。山間の素敵な環境で、のびのび育てられている沢山の蘭を見たことです。富貴蘭ではこの棚との誼は無かったのですが、また出逢いの時があったこともうれしいです。西行の歌に、「年を経てまたあうべきとおもいきや 命なりけり佐夜の中山」というのがあります。歌のとおり、「ここまで生きてきたいのちであったなあ！」との想いを持って、『夕月の朧月』に、朝の光の立ち染める『あけぼの』がおとずれることを祈ります。