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一気に読めました。実際には相当のご苦労があったかと思います。

昔は週刊誌買って、後ろから開ける事って無かったのにね。サイバラさんの連載が始まって当分後ろから 開けてました（笑

すばやく対応していただきまして、ありがとうございます。

星野源さんが好きで、読んでみたくって買いました。

堅物で昔かたぎ、、というような中学教師だった著者が、教育現場の様々な出来事に辛口で切り込んでいくのが面白い。 そのまま参考になるかといえば難しいかもしれない が、本来はこうあるべきだったのでは？と大切な志を思い出させてくれる。 先生以外の業種でも参考になる良書。 印象に残った部分を一部抜粋させて頂く。 「提出物は必ず提出させよ」という項目。 著者が転任した学校は生徒好き放題で、課題・宿題を提出しないという。 夏休みの宿題の読書感想文、図画は休み明けに提出した生徒がいくらもいなかった。 本来なら宿題の回収は各教科担当教師の仕事、しかし学級担任の著者は黙っていられなかった。 「今月末まで待つ。それまでに全員提出すること」 それでも提出しない生徒が多数いた。今度は 「俺の目の前で仕上げてもらう」 それでも提出しない生徒がいる 著者は、本当に放課後、簡単な本と原稿用紙をつきつけ目の前で読ませて感想文を書かせたそうだ。 何もそこまで、、と批判されそうだが、こうすることが後々お互いのためにベストだと思った。 こうして書いた感想文はお粗末なもの、だが 「よし、これでいい。やればできるじゃないか」 そう声をかけ帰した。 図画は「家で書きかけている」という生徒 言い逃れかもしれないと思いつつ 「わかった。幸い今夜、俺は残業だ。どんなに遅くなってもかまわない。今夜中に仕上げてもってこい。待ってるぞ」 夜9時過ぎてもなしのつぶて。 自宅に電話、母親が出る。事の成行を説明する 「12時か1時になってもかまいません。待ってますからよろしくお伝えください」 それから2時間後、本人がクルマに乗せられてやってきた。 慌てて書いたとみられる図画を手にして。 顔に反省の色はなく、無理やり欠かされた不平不満でいっぱい。 それでも肩をポンと叩いて 「やればできるじゃないか」 ・・まるで漫画のような話。申し訳ないが笑ってしまった。 でもこういう先生に若いころに会いたかった。 社会に出れば、期日を守らないということがどれだけ周りに迷惑をかけることになるか。 この項も、生徒が期日を守れば先生も親も大事な時間を割かなくてよかった。 たかが夏休みの宿題、ではないと思う。 自分の甘さが、どれだけ周りの人間に迷惑をかけるかということの教育なのだと感じた。

電子書籍での買い直しですが楽しく読んでいます。