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大前さんが好きで購入。 事業をやっている人間には向かない本です。 評論家が読むとよいでしょうか。 しかし、傍観者的に視点、客観的な視点、あるいは、曖昧な焦点の定まらない論点は、良く解釈すれば、何かのヒントになることは間違いがないかもしれません。 ありきたりの本にあるような丁寧さがない代わりに、反芻することで、生まれてくる何かを期待できる本です。 何かのネタで役に立つかもしれませんが、読んだか読まないかで差がつくものではありません。 経済の論点は目新しいものもありましたが、総じて内容が古めの気がしました。 過去を振り返る内容は読んでいて楽しいものもありますが、新しい知識や考え方を習得するには、あまり意味がありません。 これからの時代への大前氏の視点が後半で垣間見えますが、題名にあるような経済論で終わっているのが残念です。 ここから個人としての行動原理に焦点を絞っていくのは難儀ですが、そこまでブレークダウンして分析するには時間がかかります。 そのとっかりとして、本書は、何度も読み返す価値のある本だと思います。

内容も充実していて読み応えのある一冊。とっつきにくいかという先入観があったが実際にはそこまではないと思う。一度は読んでおくべき一冊ではないだろうか。

インターネットの黎明期から現在までの進化の過程で、フラット化が進んできたことを説明している章が印象的でした。上だけでなく下も注文したいと思います。

タイトルは一見軽そうですが，内容は経済学の分析道具を用いた硬派な内容です。要は，経済に限らない社会的問題（人間行動）を分析の対象にして，どのようなインセンティブで人は行動するかという視点から回答を提示した極めて斬新な読み物です。著者の経済学者としての経歴からすれば，数式を用いた論文で書くことができるものを，共著者のライターとともに簡単な言葉で言い換えたものです。最先端の経済分析を知ることができるとともに，読み物としても極上の一品と思います。

東洋経済の書評を見て購入。非常に興味深いです。

面白い本です。社会のウラを見るようですが、データ的裏づけもあり、説得力があります。ただ、「経済学」という名称はあまり当てはまらないようですが・・・。

発展途上国への援助の実態が描かれており、援助金が先進国(主にアメリカ合衆国）の援助団体に主に払われて現地の人々の受け取る金額はわずかであることや、偏見がまかり通っていること等、世界の現状を知る事ができた。また著書の高い志にまだこの世界の貧困の改善に望みがもてそうである。

アメリカでも話題の人が書いた面白い発想の儲かる本。内緒にしとかなくては！！

ジパングの株主なので、シリーズ3冊目ですが買いました。 でも、特に強く印象に残る箇所はなかったのです。