ウィーンアコースティック ハイドン　30周年記念スピーカーセット 驚くほどすばらしい音！ ViennaAcousticsより、限定200台のブランド30

読み終えたころに、先日判決が覆り留置場を出た事例が重なりビックリしています。冤罪は怖いなと感じます。また開高健氏の筆による作品は言葉を選び抜いた上に磨きをかけてから文にしている感があります。

同じ年頃の自分を顧みて、そのひりひりとした胸の痛みや切なさを （ヒトは殺していないにせよ。笑） 「あぁ自分も感じていた」と懐かしく思い返しました。 主人公の心理描写がとにかく絶妙だと思います。

今回のお相手はお役所。厚生労働省の官僚相手に、お馴染み田口＆白鳥コンビが相手のフィールドで全面対決。 いつも相手を怒らせたり切れさせたりして手玉に取る白鳥氏が、今回は本拠地で同僚相手にゲームスタート。冷や汗をかいたり唇をかんだりする白鳥氏なんてあまり見かけないし、見どころは満載。バックグラウンドにはこの国のシリアスな医療行政の諸事情が色濃く描写もされている。 なんだけど、病院とか手術とかリアルタイムでは一度も出てこない。主たる戦場は会議場、武器は口舌、「事件は会議室で起こっている！」という設定にこれまで通り面白さを感じられるかどうか。 私はいつもの彼らの気配で楽しみましたが、これは映画にはならないでしょうね（笑）。

乱歩先生お薦めの作品ですが、今の作品に慣れてしまうと、いろいろな面でちょっと古いかなぁと思いました。再読すると面白くなりそうです。

タイトルと表紙で購入。 初回無料分で購入したのでまだいいけどお金だして読むのはちょっと…な内容でした。 特に新鮮さもない施設に毎週訪れる謎の老人…という発想は悪くないんだけど、それ以外の設定があり得ないしオチもつまらない。 そして、文の構成と助詞の使い方がアレなので読みにくい。 調べたらどうやら携帯小説だったようです。調べてから購入を決めれば良かった…。 読みたければサイトで読むんでいいと思います。

物語は角川版新シリーズ第一作「千里眼 The Start」とクラシックシリーズ「千里眼 完全版」を軸に、新旧両シリーズのエピソードとエッセンスを活用したオリジナルストーリー。 岬美由紀がなぜ自衛隊を辞職し、いかにして千里眼と喩えられる能力を身につけるに至ったか、その経緯が描かれます。 人類滅亡を画策する謎の巨大組織ノン＝クオリアとの対決、呼び物のＦ１５による空中戦やアストン・マーティンをはじめとする超高級車のカーチェイス、砂漠の戦車戦など見せ場満載で描く。 まさしく劇場用映画に匹敵するスケールを誇るＤＶＤオリジナル作品です。 また、今回のシネマ版「千里眼」は、原作者・松岡圭祐が自ら監督・脚本を担当しているという記念的作品になるとあれば… ファンとしては、見逃せません！ そして初めて千里眼シリーズに接する人にはこのうえない入門キットです。

今までの海堂尊シリーズとは少し違う。 田口先生も白鳥も登場するが。。。 今までの作品と違って、読むのにパワーがいった。 海堂尊のA.Iへの思い入れが感じられる作品だ。

母に頼まれ購入したので、内容分かりません。 すみません。

小池真理子さんの物語は、人間関係の極端な愛憎を背景として成り立っていることが多い。 この小説も、一風変わった「普通の人」が出てきて、アナーキーな行動をとります。 この中の話が書いてある小説はすでに持っているのですが、 特に好きな話が３話載っている短編セレクションなので購入してみました。

トロイアの遺跡を発見したシュリーマンが主人公。1873年、「イーリアス」に記述されるトロイアが実在したことを証明する「プリアモスの黄金」（トロイアの黄金）を発見したという歴史上の事実が下敷きとなっている。 その「プリアモスの黄金」を見つけた日から事件が連続して起こる。不審火、消えた黄金、惨殺死２件・・・。 シュリーマン、その妻ソフィア、アメリカ副領事カルヴァート、旅行者ブラウン、現地の修道士ヨナ等々、一筋縄ではいかない登場人物だらけ。 意味ありげな描写が続き、これが伏線なのか、誰が犯人なのか、本人の妄想なのか実際に起こった事実なのか、混沌とした状態に頭がぐらぐらする・・・。 デビュー作にしてはこなれているが、デビュー作らしい発散（あれもこれも書きたい）も見られ、完成度は高くなくて、これを最初に読んだらいまの柳フィーバーはなかったかも。 いや、十分面白いんですけどね、きっといまの作者だったらもっと面白くできたんだろうな〜、そのバージョンを読みたい、と思ってしまう。